2016年11月7日月曜日

ANAマイラー必見! マイルの効果的な使い方



マイルって貯めるより使う方が難しいって知ってますか?ANAマイラー必見のマイルの効果的な使い方をご紹介します。




クレジットカードを使ったショッピングでマイルを貯めている人って多いと思います。大体購入金額の1%程度がマイルになりますよね。上級者だと2%程度になるクレジットカードを駆使しているなんて人もいます。 マイル初心者と上級者の貯め方の違いってせいぜい2倍程度しか違わないんですね。 でもマイルの使い方次第で20倍以上の差がつくって知ってますか? この記事では実際に自分が実施したANAマイルの効果的な使い方を紹介します。

  マイル効果的な使い方のポイントは3つあります。

  ポイント1 航空券に交換

ANAマイルは他社のポイントに交換したり、SKYコインに交換してANAの航空券購入に使ったりと色々できますが、何といっても航空券に交換するのが一番お得です。 他社のポイントに交換する場合、大体1マイル=1ポイント=1円となります。 SKYコインの場合、1マイル=1~1.7コイン=1~1.7円となります。最高のレートの1.7コインになるのはブロンズメンバー以上の方が5万マイル以上交換した場合です。かなりハードルが高いですね。 航空券に交換する場合、概ね1マイル=2円以上なります。最低でも2円以上なので、SKYコインよりかなりお得と言えます。因みに自分は1マイル=20円以上を目安に使っています。


  ポイント2 ビジネスクラスに交換 

交換できる航空券にはエコノミー、ビジネスクラス、ファーストクラスの3クラスがあります。どれのクラスの航空券がお得なのでしょうか? 舛添氏の経費使い過ぎ問題で有名になったファーストクラスが一番お得です。 しかし、ファーストクラスは設定されている航路が少ないうえに、必要マイル数のハードルもかなり高いので、普通の人ではちょっと手が出せません。 ファーストクラスの次にお得なのが、ビジネスクラスです。 普通の人はビジネスクラスを目指すのが現実的ですね。自分もいつもビジネスクラスに交換しています。


  ポイント3 経路を工夫する

2015年にANAの特典航空券の交換ルールが大幅に変更されました。基本的に改悪の部分が多かったのですが、ちょっと経路を工夫することでお得に航空券を交換できるようになりました。 簡単な例をあげますと、 経路1 東京=シンガポール=東京 経路2 東京=シンガポール=バンコク=東京 シンガポールに遊びに行く2つのケースですが、経路1はシンガポールだけに滞在するケースです。経路2はシンガポールの帰りにバンコクにも滞在するケースです。シンガポールもバンコクも日本人に人気の観光地で、2時間ほどのフライトの距離ですので、折角の機会なら一緒に観光したいですよね。 この二つの経路は特典航空券の交換に必要マイル数は同じです。経路1と2、どちらがお得だと思いますか? もちろん経路2がお得ですよね。 ANAマイルの現行ルールでは、目的地により必要マイル数が決まります。上の例だと、航路1も2も目的地は同じシンガポールです。ですから必要マイル数は同じになります。 また目的地とは別に、追加マイルなしにストップオーバーも1回できます。経路2のバンコクはこのストップオーバーになります。ですから必要マイル数は同じまま、バンコクにも遊びに行けることになります。

  自分が実施したANAマイルの効果的な使い方 

自分が交換したビジネスクラス特典航空券はこんな感じです。 

区間1 名古屋=バンコク
区間2 バンコク=関空
区間3 関空=フランクフルト
区間4 フランクフルト=羽田
区間5 成田=ブリュッセル
区間6 デュッセルドルフ=成田
区間7 成田=イスタンブール
区間8 イスタンブール=関空
区間9 関空=バンコク
区間10 バンコク=名古屋

航空券の料金は税抜きで概算210万円以上、必要マイル数は95,000マイル。少なく見積もっても1マイル=22円以上の超お得な交換レートになりました。 マイルを貯めたときの還元率を最低の1%で考えても、マイルの使い方を工夫しただけで還元率22%でポイントを使ったことになりました。100万円の買い物で22万円還元されたことになります。いかにお得か分かると思います。 マイルは貯め方ではなく、使い方がとても重要というお話でした。良かったら参考にしてください。



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